開会挨拶
- 東海国立大学機構名古屋大学環境学研究科 教授 西澤 泰彦 先生
2022年4月、岡山大学は地方創生や地域脱炭素化を支える人材育成と技術開発の拠点としてグリーンイノベーションセンターを設立しました。同センターは真庭市を中心とした県北地域の林業・木材産業の情報インフラ構築を技術的に支援する「木造建築・林業・サプライチェーン部門」と、中四国地域でのDX人材育成を担う「グリーンbyデジタル部門」の2部門で構成されています。真庭市は、2018年にSDGs未来都市、2022年に脱炭素先行地域に選定され、その中核となる「林業・木材・木造建築教育・研究ゾーン」構想において、同分野の教育・研究拠点の集積連携ゾーンを整備し、産学官連携による森林の新たな価値創造とカーボンニュートラルへの貢献を目指しています。岡山大学と真庭市は、これらの活動の推進を目的に、包括連携協定を締結しています。
本シンポジウムでは、「中山間地域の脱炭素化を通じた地域創生」をテーマに岡山大学、真庭市役所の取組に加え、秋田県立大学木材高度加工研究所及び中部大学国際GISセンターによる同様の取組についても紹介いただき議論を深めました。
参考:地域ゼロカーボンWGインタビューシリーズ
「岡山大学の木造建築x林業xDXによる地域ゼロカーボンの取組」(岡山大学 阿部匡伸先生)
「秋田県の3公立大学の連携による森林資源の活用を通じた地域づくり」(秋田県立大学 高田克彦 先生)
「中山間地域の生物多様性、カーボンニュートラルと防災の同時達成に向けた中部大学のポテンシャル」
(中部大学 福井弘道先生)
岡山大学:令和6年度「地域ぐるみでの脱炭素経営支援体制構築モデル事業」の参加団体に選定
日時 | 2024年9月1日(日)13時~17時 |
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プログラム及び発表資料
13:00-13:05
(5分)
開会挨拶
13:05-14:35
(90分)
セッション1
テーマ「岡山大学における脱炭素への取組み」
14:35-14:45
休憩
14:35-15:25
(40分)
15:25-15:30
休憩(パネルセッション準備)
15:30-17:00
(90分)
パネルセッション
テーマ「森林・木造建築からみた脱炭素社会とは?」
※大学の取り組みが、林業・造林、木工、木造建築、熱利用、地方創生・地域脱炭素にどのように活かせるか、そのなかで大学がどのような役割を果たすべきかを議論する
〔ご登壇候補者〕
〔ファシリテーター〕
環境省からのご案内
17:00
閉会挨拶