■ テーマ:「地域脱炭素に向けた課題と展望」
■ 開催日時:2023年9月7日(木)15:00~17:00
■ 概要 本シンポジウムの開催にあたり、主催の文部科学省、経済産業省、環境省を代表して、ご挨拶いただきました。
関係省庁挨拶後、大学等コアリション事業の母体ともなる文部科学省所管事業「大学の力を結集した、地域の脱炭素化加速のための基盤研究開発(大学プロジェクト)」の受託機関である東京大学 藤田壮 教授より基調講演を行っていただきました。
基調講演の後、地域脱炭素に向けた大学や大学等コアリションの役割を明らかにすべく、「地域脱炭素における大学・大学等コアリションの参画意義と課題」と題したパネルディスカッションを行いました。
当日の模様は以下の動画からご覧になることができますので、ご視聴ください(こちらから外部サイトへ移動します)。なお、本動画の無断使用・転載、二次利用を禁止します。
■ 関係省庁挨拶
【挨拶者】
千原 由幸 研究開発局長(文部科学省)
大学等コアリションが、自然科学・人文社会科学の知見を結集するとともに、産官学一体となって、2050年カーボンニュートラル実現を目指し、複雑な課題に取り組むための基盤となることを期待して、千原研究開発局長よりご挨拶をいただきました。
https://vimeo.com/870166224
畠山 陽二郎 産業技術環境局長(経済産業省)
経済産業省が進めるGX(グリーントランスフォーメーション)に関する各種の取組とともに、産学連携のさらなる加速化に向けた施策についてご紹介をいただくとともに、これら施策を進めるにあたっての大学等コアリションの活動に対する期待について、畠山産業技術環境局長よりご挨拶をいただきました。
https://vimeo.com/870199769
植田 明浩 ⼤⾂官房地域脱炭素推進審議官(環境省)
地域とくらしの脱炭素化に向けた各種の施策について、ご紹介をいただき、将来にわたる質の高い生活の実現に向け、環境省が展開するさまざまな政策メニューに大学・企業が参画することへの期待を込めて、植⽥⼤⾂官房地域脱炭素推進審議官よりご挨拶をいただきました。
https://vimeo.com/870168328
■ 基調講演
大学プロジェクト受託機関の東京大学 藤田壮 教授から「地域の脱炭素社会の将来目標とソリューション計画システムの社会実装研究 ―文部科学省 大学の力を結集した、地域の脱炭素化加速のための基盤研究開発―」と題した基調講演を行っていただきました。なお、本講演については動画配信は行っておりません。
■ パネルディスカッション
基調講演の後、「地域脱炭素における大学・大学等コアリションの参画意義と課題」と題したパネルディスカッションを行い、以下に掲げる7名のパネリストが、谷口真人副所長のファシリテートの下、活発な議論を展開しました。パネルディスカッションの最後には、「大学の力を結集した、地域の脱炭素化加速のための基盤研究開発」事業のプログラムディレクターである高村ゆかり 教授(東京大学)から、これまでの事業進捗に対する課題とともに、今後に向けた展望についてコメントをいただきました。
【登壇者】※swは大学プロジェクトのサブワーキング・グループを示す。
(パネリスト)
基調講演者(大学プロジェクト代表者) 藤田 壮氏(東京大学 教授)
SW・地域自律エネルギー 松本 亨氏(北九州市立大学 教授)
SW・脱炭素シナリオ 芦名 秀一氏(国立環境研究所 室長)
SW・大学等コアリション・地域ゼロカーボンWG 風見 正三氏(宮城大学 理事・副学長)
SW・大学等コアリション・人材育成WG 柳川 亜季氏(明星大学 准教授)
外部機関 朴 恵淑氏(一社 日本サステイナブルキャンパス推進協議会(CAS-Net JAPAN) 代表理事(会長))
大学等コアリション事務局/総合地球環境学研究所 山極 壽一所長
(コメンテータ)
大学プロジェクト・プログラムディレクター 高村 ゆかり氏(東京大学 教授)
(ファシリテータ)
大学等コアリション事務局/総合地球環境学研究所 谷口 真人副所長